| 研究課題/領域番号 |
24K05966
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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| 研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
藤崎 聖也 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (50578276)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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| キーワード | 経済学 / 社会科・地歴公民科 / 情報活用能力 / STEAM / 教科書 / RESAS / 初・中等教育 / STEAM / 教師教育 |
| 研究開始時の研究の概要 |
STEAM教育およびそれを支える情報活用能力は教科横断的な指導が求められる。その困難の克服のために、文系とされる社会科の背景にある諸学問の中でも分析手法に理系的側面を含み得る経済学は有用である。本研究では、検定教科書の読解、教員養成課程での教育実践などを通して、STEAM教育を見据えた情報活用能力を初等・中等教育および教師教育でより効果的に育成するための経済学習の内容の要件を見出し、それを具現化する教材開発につなげることを目指す。
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| 研究実績の概要 |
本研究は、STEAM教育を見据えた情報活用能力を初等・中等教育および教師教育でより効果的に育成するための経済学習の内容の要件を見出し、それを具現化する教材開発につなげることを目指している。2024年度は、主に以下の2点に関する実績があった。 1.文献読解 1人1台端末に関する小学校・中学校の社会科の事例をまとめた書籍を使用ツールや教科内容の視点から分類した研究、2022年以降に進んだ日本の円安ドル高などに関わって公民科教科書での国際金融の取扱いを統計図表や諸概念の観点から整理した研究を論文化した。また、「政治・経済」の教科書でのメディア・リテラシーの扱い、「歴史総合」「日本史探究」「世界史探究」の教科書での統計図表の扱いの差異についても、論文形式として整理する目途が立った。 2.情報活用に関するツール RESAS (地域経済分析システム) は、それについて学習指導要領では触れられていない小学校社会科においても、教師の教材研究の手段として利用可能である。その中でも、「地域経済循環マップ」から閲覧できる地域経済循環分析のための指標 (地域経済循環率、特化係数など) は小学校社会科の地域学習の内容に関わりがある。その点を学習指導要領の記述などから整理した途中経過を学会報告した。論文化に加え、それを支援する枠組の作成の必要性にも思い至った。また、生成AIについて、教員養成課程の大学生が初・中等教育の文脈を視野に入れて活用できるような大学での授業実践に取り組み一定の成果を得た。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
これまでに学会報告した内容を中心に論文の形として整理し、査読付雑誌に複数投稿するなどした。加えて、次なる研究論文につながり得る学会報告もできた。他方で、教科横断という視点での分析は十分にはできなかった。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は、高校の地歴科、家庭科など、経済が直接的な学習内容となっているわけではないが要素自体は含まれている教科・科目の教科書等を中心に分析を進めたい。それも含めた文献読解については、結果から導出される含意の充実を図るため、教職大学院などで携わる予定の現職教員の授業実践とも照合したい。
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