| 研究課題/領域番号 |
24K06070
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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| 研究機関 | 神戸松蔭女子学院大学 |
研究代表者 |
吉岡 千尋 神戸松蔭女子学院大学, 教育学部, 准教授 (40965133)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | 幼児教育 / 造形活動 / 主題生成 / 創造性 / 思考力 / 類型化 / 質的分析 / 研修コンテンツ |
| 研究開始時の研究の概要 |
幼児の造形活動における表現主題の生成とは、「こんなものを作りたい(描きたい)」という意思決定のことである。子どもの発達段階ごとの表現傾向に関しては、美術教育研究者のV.ローウェンフェルド(1957)等によって古くから研究されているが、幼児の内面でいつ、どのようにして表現主題が生成されているのかについて扱った研究は意外に少ない。 この研究が進むことにより、造形活動を含む幼児教育の質的向上のみでなく、幼児が対象・事象を認識したり思考したりする際に行動や行為が担う役割の解明など、美術教育学、幼児教育学、発達心理学等を架橋する学際的発展が期待される。
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| 研究実績の概要 |
本研究課題では、幼児が「こんなものをつくりたい(描きたい)」という意志決定に着目し、幼児期の造形活動における表現主題の生成機序にはどのような類型があるのかを解明するとともに、その類型に応じて造形活動を指導することを支援するための研修コンテンツを開発することを目的としている。 (1)研究方法検討のための予備調査及び分析:主題が生まれる際の全体的な傾向と個別的な場面について、コーディングやフローチャート作成を併用して可視化し、本調査に向けて類型化の枠組みを決定する。 (2)主題生成機序の類型化のための本調査及び分析:類型化の枠組みに基づき、ビデオ収録を行うとともに類型の抽出を行う。 (3)研修コンテンツの予備調査・制作・試行:現職保育者を対象として造形活動に関する研修内容のニーズについて調査する。上記(1)・(2)を踏まえた研修コンテンツを制作し、オンライン配信や研修会の開催を行う。 令和6年度末までの研究実績としては上記(1)・(2)に関連するものを中心に実施し、本調査に向けた予備調査や調査・分析方法の検討などを行うことができた。具体的には、 現在の進捗状況に記載した研究成果によって、幼児の造形活動における主題が生まれる際の全体的な傾向と個別的な場面について本調査を行う準備が整ったと考える。本研究を推進することによって、幼児の造形活動における主題生成を視点とした研究コンテンツを開発することを目指す。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
造形活動の充実が保育の質的向上にどのように関連するのかを提示するとともに、表現主題の生成機序とその類型化を行うための研究方法検討やビデオ収録による予備調査を行うことができた。令和6年度において具体的に明らかにすることができたのは下記の3点である。 ・本研究課題の採択前から行なっていた関連研究を進め、保育者養成についての学術論文「<造形的行動>を基軸とした保育者養成に関する質的検討-大学授業における模擬保育と子ども対象のワークショップの実践を中心に-」が中央学会誌(査読付)に掲載された。 ・子どもの活動を収録する予備調査を複数のカメラを用いた複数視点で行い、研究協力者の知見を得ながら本調査に向けて必要となる機材の検討を行うことができた。また、複数の動画データを同期・分析を行う方法を検討するなどして、子どもの<造形的行動>についての口頭発表を「子どもの<造形的行動>を対象とした質的検討のための動画記録の試み -複数視点からの動画撮影と同期編集に関する方法論を中心に-」という題目で行った。 ・複数回の造形ワークショップを実施し、想定される主題生成の類型に含まれる「素材」の収集や「操作」の様相に関する検討を行うとともに、子どもの活動を収録するための環境設定等、本調査の準備を行うことができた。 一方で、研修コンテンツの開発に必要な保育者対象のニーズ調査については、本研究課題の採択前から行なっていた保育者養成についての論文作成に予想以上に時間を要したため実施に至らなかった。研修コンテンツの開発に関連する内容では、本研究課題に関連するWebサイト(https://yoshioka-lab.jp/index.html)を作成し、研修コンテンツの提供について準備を進めるに留まった。 以上を総括した結果、本研究の進捗状況は「やや遅れている」と判断した。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後(令和7年度)は、前年度に行なった幼児の造形活動の個別的場面でのビデオ収録方法の検討に基づき、本調査となる幼児の造形活動をビデオ収録し、コーディング・フローチャート作成による類型の抽出といった分析を行う計画である。 上記の本調査では、想定される類型に含まれている「素材」を起点とした主題生成の場面を複数視点によって動画収録する予定である。そのため、「素材」の収集に留まらず、「素材」の分類や既製品等の素材化や子どもたちがデジタルデバイス等を用いて素材の観察等を行うことができるよう機材等を準備する予定である。 他、現職保育者対象の研修コンテンツについてのニーズ調査についても、調査方法や範囲等を検討し実施に向けた準備を行う。
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