研究課題
基盤研究(C)
聴覚障害は聴き取りの困難のみならず、社会性の未発達や心の課題等をもたらす。このことは、既に早期離職率の高さ等においても明らかになっており、聴覚に障害のある者自身が、早期より自分とは何者であるのか、できること・できないこと、やりたいこと・やりたくないこと等について考える機会を持ち、前向きに日々を過ごすことが求められている。そこで本研究では、聴覚に障害のある者のキャリア発達の実態を定期的な調査によって把握し、彼らの発達を促す、あるいは抑制するさまざまな要因について検討する。