研究課題
基盤研究(C)
知的障害者では、作業等のパフォーマンスレベルが安定しないという課題がある。本研究は、この課題に対して、単に作業内容の繰り返し等による訓練を積み重ねるのではなく、他者との共同行為を通したパフォーマンスの改善の可能性を検討する。他者と目的を共有し、共に活動することは、取り組む課題に対する認知機能を活性化する可能性があると考えられている。本研究は、他者との共同行為が知的障害者の認知機能を活性化することを確認しつつ、それが作業等の課題遂行レベルの向上を目指した支援として応用可能かを検討する。