研究課題
基盤研究(C)
学生・生徒中心のアクティブラーニング(AL)型授業の必要性と有効性は広く認められ、高等教育機関も含めた教育場面で広く実践されている。そこではAL型授業に本来期待されている教育効果を引き出す創意工夫が試みられている。しかしながら、依然としてグループ学習(G)苦手学生は存在し、AL型授業展開において解決すべき大きな課題となっている。本研究ではG苦手学生を理論的に特定し、グループ学習に対する彼らの認識と態度を検討する。そのうえでG苦手学生の特性を踏まえた協同学習に依拠した授業(LTD授業)を展開し、G苦手学生の変化を検討する。これらの検討を通して、協同学習に基づくAL型授業の質向上をめざす。