| 研究課題/領域番号 |
24K06294
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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| 研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
長谷川 元洋 金城学院大学, 国際情報学部, 教授 (80350958)
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| 研究分担者 |
佐藤 賢一 京都産業大学, 生命科学部, 教授 (30235337)
神崎 秀嗣 秀明大学, 看護学部, 教授 (60807345)
金子 大輔 北星学園大学, 経済学部, 教授 (70397438)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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| キーワード | 探究型情報教育 / ウェルビーイング / エージェンシー / 情報モラル / 質問作り(QFT) / 質問駆動型学習(QDL) / OECD Education 2030 / Learning Compass 2030 |
| 研究開始時の研究の概要 |
エージェンシー発揮を目標とした「情報活用能力(情報モラルを含む)」育成手法の開発を目指す。今後、さらに複雑化し、変化が激しくなると思われる未来の社会を生きていく力を身につけるために、児童・生徒・学生が自ら問いを立て学習を進める、QFT(Question Formulation Technique:質問作りやQDL(Question Driven Learning:質問駆動型学習)の手法を取り入れた探究型情報教育の授業を開発する。
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| 研究実績の概要 |
研究初年度は、2024年6月に、道徳教育学会のパネルディスカッション「ウェルビーイングを子供と共に創る主体としての教師の役割~発達段階を考慮した道徳授業の再構成~」にて、指定討論者を担当し、 「ウェルビーイングな場はどんな環境から現れるのか。」「どんな道徳授業がウェルビーイングの実現に寄与するのか。」の2つの問いをもとに、教育現場からの報告者の実践についてまとめることができた。また、2024年9月の日本教育工学会全国大会では、質問作り(QFT)を用いた情報モラルの授業とエージェンシーの観点を加えた道徳性マトリックス(ルーブリック)を開発したことを報告した。生徒が書いた授業の振り返りの文章を、エージェンシーの観点を加えた道徳性マトリックス(ルーブリック)をもとにしたコードを用いて、Epistemic Network Analysis (ENA)により、ネットワークモデルを生成した結果を報告した。4クラスともに、エージェンシーに関連するコードがつながったネットワークモデルが生成され、多くの生徒がエージェンシーに関連する記述をしていたことを示すことができた。2024年11月のThe Sixth International Conference on Quantitative Ethnography (ICQE24)では、4つのクラスのエージェンシーに関する記述の違いについて、より詳細な分析を行い、同じ授業であっても、エージェンシーの状態に差が生じることを示した。 1年目に予定していた、OECD Learning Framework 2030に示されているコンピテンシーをもとに、「情報活用能力(情報モラルを含む)」の視点からの校種別のルーブリックについては、秋から冬にかけて、小学校、中学校の先生に協力をしていただきながら作成した。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
「質問作り(QFT)を用いた情報モラルの授業」と「エージェンシーの観点を加えた道徳性マトリックス(ルーブリック)」を開発することができたことで、Epistemic Network Analysis (ENA)により、授業を分析することができた。それにより、2年目に予定していた海外発表を1年目に行うことができた。 「情報活用能力(情報モラルを含む)」の視点からの校種別のルーブリックについても、教育現場の先生の協力を得て、作成することができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は以下に取り組む予定である。 教育現場の先生の協力を得て作成したルーブリックを、「生徒エージェンシー育成と自己調整学習のための学びの足場がけツール」と名称変更し、日本教育工学会研究会等で発表する予定である。また、探究的な学習活動を設定した道徳科における情報モラルの授業を対象に研究を進め、日本道徳教育学会で発表する予定である。
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