研究課題
基盤研究(C)
伝統工芸の生産額・従事者数は減少を続けており、技術継承が危機的な状況に陥ると予想されている。産業の存続のみならず、製造技術の記録・保存、副業・趣味としての技術継承にも取り組まざるを得ない産地において、従来の継承手段に代わる新たな学びの構築は解決すべき喫緊の課題である。本研究では、視覚を通して直感的かつ俯瞰的に事象を把握できる没入型視覚化(Immersive Visualization)技術に着目し、工芸表現について学びの初期段階にある学習者の理解促進のための活用を検討する。