研究課題
基盤研究(C)
本研究では各学校の図書館が備えている資料・教材が自発的な学習や授業でどう活用されたのか、その実態をデータベース化する。データベースを学校間で共有することで、司書が教材選択にあたって参照できる基準(スタンダード)作りにつなげようとする試みである。具体的には「遠隔レファレンス」というアプリケーションを開発する。そのアプリを実装したタブレットを研究対象校に展開し、実証試験を行う。学校図書館や公共図書館に所属する司書は自身の選んだ資料が現場でどのように活用されたか、リアルタイムにアプリで追跡・確認を可能にする。これらの情報の共有を地域における教育の機会均等に発展させる予定である。