研究課題
基盤研究(C)
近年,科学的な探究活動を方向付ける役割を担う中心的な存在として,「問い」の重要性が指摘されている。我が国では,育成すべき資質・能力の一つとして「問い」を見いだす力が明示されており,科学的探究における「問い」を設定する力の育成が求められている。そこで本研究では,中学校理科授業の導入場面において,メタ認知と批判的思考を働かせ多面的に思考させつつ,それを基に学習者同士で個々の思考を整理・統合しながら科学的な「問い」を設定させる指導方法を開発し,その効果を検証する。