再構築される老いへの態度：中高年期の家族を対象とする縦断質的研究

• 研究課題/領域番号: 24K06452
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10010:社会心理学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 安元 佐織 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (60649317)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: attitude of aging / socialization / dyad study / qualitative research / family

研究開始時の研究の概要

寿命の延長により，サクセスフルエイジングに影響する「老いへの態度」に関する研究が注目されている。それらの研究は，加齢の一時点に注目し，研究者が考えるサクセスフルエイジングの定義に基づいて量的アプローチで行われてきた。しかし，「老いへの態度」は様々なライフイベントを他者と共に経験することで作りかえられるものである。そこで本研究では「老いへの態度」の再構築プロセスを，家族に注目して捉えることを目的とする。中年・高齢の夫婦や親子を対象に縦断的質的調査を行うことで，サクセスフルエイジングを可能にする「老いへの態度」に関する示唆を得ることを目指す。また，「高齢期の社会化」を説明する理論構築を行う。