研究課題/領域番号 |
24K06454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10010:社会心理学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
有倉 巳幸 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (90281550)
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研究分担者 |
神山 貴弥 同志社大学, 心理学部, 教授 (00263658)
稲垣 勉 京都外国語大学, 共通教育機構, 准教授 (30584586)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 多元的無知 / いじめ傍観行動 / 対応バイアス / 閾値モデル / 関係流動性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、いじめ防止のための学術的知見を得るため、いじめを傍観するメカニズムとしての多元的無知に着目する。多元的無知状態にある学級の生徒は、いじめを抑止すべきだと思っているにも関わらず周囲の生徒は傍観すべきと誤推測していることがわかっている。そこで、個人レベルにおいては対応バイアスに着目し、傍観者の認知過程を明らかにする。集団レベルにおいては、グループダイナミクスの視点から、誤推測している生徒のどの程度いると傍観行動への同調が促進されるのかと閾値モデルをもとに検討する、さらには、学級集団の関係流動性が高まることによって多元的無知状態が解消されるのかを探索的に明らかにする。
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