| 研究課題/領域番号 |
24K06496
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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| 研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
村山 恭朗 金沢大学, 人文学系, 准教授 (00728785)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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| キーワード | 不登校 / メンタルヘルス |
| 研究開始時の研究の概要 |
児童生徒における不登校は多様な心理社会的問題と関連し、彼らの社会的自立を妨げる。そのため、不登校発生のリスク/保護要因の解明は児童生徒の健全な発達を育む上で重要である。しかし、国内には、不登校の予防的支援を構築する上で欠かせない、不登校発生のリスク/保護要因に関する縦断的知見はほとんどない状況にある。本研究は小中学生約1万人を対象とした5年間の縦断調査を行い、①不登校発生に関与するリスク/保護要因の同定、②不登校の重篤度を予測する変数の解明を試みる。方法論的強みを有する本研究が示す成果は、我が国の不登校の予防的支援の構築、発展に貢献し得る。
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| 研究実績の概要 |
本研究においては、コホート調査を円滑に実施するための研究フィールドの運用や調整業務を主に担当した。具体的な取り組みとして、まず、市教育委員会が主催する校長会に出席し、本研究の主要アウトカム変数である児童生徒の出欠席状況および欠席理由等の情報の収集・提出について、校長会から正式な承認を得た。これに加えて、同市教育委員会の指導主事に対して研究の全体計画を説明し、併せて児童生徒の出欠席データの収集方法やデータの活用目的についても詳細に説明を行った。さらに、調査協力校となる市内の全中学校を訪問し、校長および教頭などの管理職に対して研究の趣旨と手続きについて丁寧に説明した上で、同意を得た。また、生徒指導担当などの関係教員にも説明を行い、協力体制の構築に努めた。
なお、本コホート調査は、単なるデータ収集にとどまらず、学校現場および児童生徒への具体的な支援も含んでいる。たとえば、市内の4校(小学校1校および中学校3校)からの要請に基づき、ストレスマネジメントに関する心理教育プログラムを児童生徒向けに実施した。この心理教育では、ストレスへの気づき方や対処スキルの習得を目指し、実践的な内容を提供した。さらに、調査結果の一部として、児童生徒個々のメンタルヘルスに関する指標(たとえば、抑うつ症状や攻撃性の傾向など)について、フィードバックを行った。これらのフィードバックは、夏季休業期間を活用し、各学校ごとに時間を確保して個別に実施したものである。
最後に、年1回の実施を予定している本コホート調査について、昨年度(2024年度)も予定どおり問題なく実施することができた。調査では、出欠席状況に加えて、メンタルヘルス指標(抑うつ症状、攻撃性、不安症状)および心理社会的変数(感情調整方略、ソーシャルサポート、学校や家庭でのストレッサーなど)についても詳細に測定した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コホート調査を行う研究フィールドの運用等を主に行った。具体的には、本研究のアウトカム変数である出欠席および欠席情報の収集(提出)に関して校長会からの承認、教育委員会の指導主事への説明、各小中学校の担当教師への説明同意を行った。昨年度(2024年度)調査も、問題なく実施した。
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| 今後の研究の推進方策 |
2024年度に実施したコホート調査同様に、粛々と研究フィールドの安定的維持を図りつつ、安定的にコホート調査(年1回)を確実に行う。
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