情報発信における過剰省略と過剰補完の機序およびその抑制方法の解明

• 研究課題/領域番号: 24K06497
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10020:教育心理学関連
• 研究機関: 山梨大学
• 研究代表者: 小野田 亮介 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (50780136)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 情報発信 / 情報省略 / 情報補完 / 誤情報 / 認知バイアス

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は，情報発信における過剰省略と過剰補完の機序を解明し，適切な省略と補完を促す指導方法を開発することである。過剰省略と過剰補完の機序については，発信者や受信者の個人特性，媒体の特徴，および発信者と受信者の関係性（情報共有量）といった要因に着目した検討を進める。これらの知見をふまえ，過剰省略と過剰補完を抑制し，適切な省略と補完を促すための指導方法を開発する。中長期的かつ教科横断的な指導方法を構築し，中学校や高校の普段の授業を対象とした授業内実験によって効果を検証し，現職教員の声を反映させながら実践性の高い方法へと練り上げる。