研究課題
基盤研究(C)
周産期うつは,妊娠中から産後1年に生じるうつ症状であり,妊産婦の自殺や児童虐待との関連から高い社会的関心が寄せられている。しかし,周産期うつが生じる原因についての心理学的解明や,周産期うつの有病率が産後よりも高い妊娠期における予防的介入に関する研究の蓄積は乏しい。そこで本研究は,周産期うつにおける抑うつ的反すうに着目し,妊婦への予防的心理介入法を開発し,その効果を検証する。