研究課題
基盤研究(C)
急性ストレス刺激に曝された動物が示す異常行動の個体差に着目し、個体差を生む環境要因の同定とレジリエンス向上のための介入の有効性について、齧歯類動物を用いた生理心理学的実験により検討する。モデル動物作成のための手法の精緻化、異なる環境下におけるレジリエンス個体出現率の比較、急性ストレス刺激後の異常行動に及ぼす薬理的操作の効果測定を通して、急性ストレス状況へのレジリエンスを予防的および事後的に高める可能性について検証する。