研究課題
基盤研究(C)
葉層構造の葉は他の葉や自分自身に巻きつくため,ある種の周期性・自己相似性など,様々な興味深い幾何を内包している.葉層構造の大域的性質を理解するためには,その葉たちが巻きつく先である極小集合と呼ばれる空間の構造を理解することが重要である.本研究では,採色グラフや群作用など,離散的対象から得られる葉層構造に対して,安定性・ワイルドネスをはじめとする極小集合のトポロジー的または力学系的性質を明らかにする.