研究課題/領域番号 |
24K06760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分12010:基礎解析学関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
峯 拓矢 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (90378597)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | スペクトル・散乱理論 / ランダム・シュレディンガー作用素 / 量子力学 / 可解模型 |
研究開始時の研究の概要 |
ポアソン点配置は,不定形結晶(アモルファス)内部での原子の配置をモデル化したものとして知られており,数学的には「最もランダムな点配置」として,点過程の理論における基礎をなしている.本研究では,可解模型である「ポアソン点配置に点相互作用をもつシュレディンガー作用素」の解析を行い,物質の電気伝導性に関わる「積分された状態密度の減衰度」「アンダーソン局在」,あるいは「共鳴(準固有状態)の分布の統計性」と言った数理物理学上の問題についての研究を行う.可解模型では,通常のモデルよりも精密な評価式が得られるという特徴があり,数値計算による実験も交えて,できるだけ精密な評価式を得ることを目指していく.
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