研究課題/領域番号 |
24K06787
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分12010:基礎解析学関連
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研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
中屋敷 厚 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (10237456)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | KP方程式 / 準周期解 / ソリトンの共鳴 / テータ関数 / リーマン面 |
研究開始時の研究の概要 |
KP方程式のソリトン解は、従来考えられていたよりも、複雑で多様な網目状の模様を生成することがこの20年間の研究で明らかになった。ソリトン解が指数関数で表されるのに対して、KP方程式の準周期解はリーマン面のテータ関数を用いて表示され、ソリトン解よりはるかに複雑で、その形状の解析はあまり進んでいない。ところで、準周期解は周期無限大の極限でソリトン解に退化する。これを逆に考えれば、準周期解はソリトン解がほぼ周期的に並んだものと考えられる。この観点から準周期解の波動形を研究し、その起こりうる形状をソリトン解の組合せとして決定する。
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