研究課題
基盤研究(C)
非局所的相互作用は物理・生物などの様々な分野の非線形モデルで現れ、特に非線形光学においては、非局所的相互作用が定在波の安定性を保証するという提唱がされている。本研究では、非局所的相互作用やその近似として得られる準線形項を伴う非線形分散型微分方程式における定在波の安定化効果を考察する。また、対応する微分方程式の数値解析も行う。特に、非局所項が定在波の形状にどのような影響を与えるかを数値シミュレーションによって可視化する。