研究課題
基盤研究(C)
データ活用社会において,各種の複雑かつ膨大なデータを分析し新たな価値を生む形での利用が不可欠である.本研究は,多様なプロセスについてその全体像を理解し,その中にまだ生まれていない新たなプロセスをどのように見出すか,という課題を踏まえ,これまでのデータ解析手法では十分に扱うことができなかったプロセスデータに対して新たなトポロジカルデータ解析手法を開発することで,その解決を目指すものである.具体的に,幾何学,機械学習,圏論によるプロセス空間の定式化や距離空間への埋め込みの解明と,パーシステントホモロジー及び最適化などによる新たなプロセスの構成について研究を推進する.