研究課題
基盤研究(C)
本研究ではハミルトン系の時間発展問題に対し, 相空間における補間法(正準変換補間法)を応用した数値計算手法について考察する. 正準変換補間法の特徴は有限個の標本点に対する時間発展から, 補間法を用いて無限個の時間発展を求める事ができる点にある. 本手法を力学系における統計量の時間発展問題に応用し,高精度の数値計算手法を確立する.