研究課題
基盤研究(C)
離散微分幾何学では,三角形や四角形に限定された曲面に基づく研究が中心となっている一方で,近年ラプラス・ベルトラミ演算子の特性を維持するように離散化することで,一般化されたcot 公式を導出し,任意の多角形を持つ曲面における幾何学特性の構築に成功した.本研究では,この任意の多角形に基づく離散曲面の理論を応用し,グラフの幾何学的特性を定義し,離散微分幾何学の理論の拡充と深化を目指す.