量子ウォークが起因するグラフの組合わせ構造の研究

• 研究課題/領域番号: 24K06863
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分12040:応用数学および統計数学関連
• 研究機関: 横浜国立大学
• 研究代表者: 瀬川 悦生 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (30634547)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 量子ウォーク

研究開始時の研究の概要

様々な研究分野に裾野を拡げる量子ウォークの現象達がもつ, 数学的構造を探求する. 特に次のようなテーマを通じて各現象をグラフの組合わせ構造として可視化させ, 量子ウォークで誘導される量子性の直観を獲得する.
(a) 量子ウォークの摂動に対する感受性の解明
(b) 定常状態に収束する量子ウォークの構造解析
(c) 量子ウォークの諸性質を保存するグラフの縮約
そのために, 量子情報, 散乱理論, 確率論, グラフラプラシアンなどによる従来の解析に加え, 位相幾何学的グラフ理論などの離散数学を融合して取り組む.