研究課題
基盤研究(C)
多数の要素が強く相互に影響し合う環境は自然界ではよくみられ、そのようなシステムの振る舞いを通常は観測を通してとらえ解析し理解をすることが広く行われている.しかし、確率的な挙動をするシステムの場合、観測結果によることなく、確率的な特性そのものをベースにシステムの挙動を解析することも可能だと考えられる.本研究では、特に大規模なシステムの持つ情報量の変化を直接的に評価する方法の研究を進め、それを用いることで、未解明である動的なシステムにおける情報量の振る舞いについての研究を進める.