研究課題/領域番号 |
24K06901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13010:数理物理および物性基礎関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
田中 智 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 教授 (80236588)
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研究分担者 |
神吉 一樹 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10264821)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 超放射相転移 / 量子相転移 / 複素固有モード / rigged HIlbert space / Quantum geometric tensor |
研究開始時の研究の概要 |
量子真空は、場の真空揺らぎが存在し、過渡的に仮想粒子の生成・消滅が繰り返されるダイナミ カルな状態である。系を支配するパラメーターの連続的な変化により、パラメーター関数としての基底状態に非解析的な特異性が現れ、真空揺らぎを主因とする巨視的秩序発生(量子相転移)が実現する。量子相転移系がもつ特異性は、系が有する対称性を直接反映する。本研究では、 光・物質強結合系における超放射相転移を念頭に、系が持つ SU(1,1) 対称性とエネルギー構造の特異性を明らかにし、局所的な幾何学的特徴を表すquantum geometric tensorにどのように反映するかを解明する。
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