研究課題/領域番号 |
24K06903
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13010:数理物理および物性基礎関連
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
橋爪 洋一郎 東京理科大学, 教養教育研究院北海道・長万部キャンパス教養部, 准教授 (50711610)
|
研究分担者 |
鈴木 秀則 日本大学, 歯学部, 講師 (60408698)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 量子駆動散逸系 / 普遍性クラス / 非平衡系 / スピン流 |
研究開始時の研究の概要 |
開放量子系の中でも,駆動力と散逸を含む「駆動散逸系」と呼ばれる系は,外場に駆動される系がエネルギーなどの散逸をしながら時間発展する系である.駆動散逸系の研究は,非平衡系の物理学の初期の段階から進められてきており,非平衡系独自の普遍性があることが確かめられてきている.しかし,近年ではこの普遍性の存在とは逆に,個別の系の詳細に強く依存するようなスケーリング則が見いだされ,この概念を拡張する必要が生じている.そこで本研究課題では「個別の系の詳細によらず,駆動散逸系における普遍性クラスを明確化することができるのか?」を中心的な問いとし,これらに答え得る有望な現象論を構築する.
|