光共鳴励起により誘起されるフロケワイル半金属の創成と物性の解明

• 研究課題/領域番号: 24K06913
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 前島 展也 筑波大学, 計算科学研究センター, 講師 (90390658)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: ワイル半金属 / フロケトポロジカル状態 / 光誘起状態 / 非平衡ダイナミクス

研究開始時の研究の概要

バンドギャップなど母物質の特徴的エネルギーとレーザー周波数が近い共鳴近傍領域におけるレーザー誘起フロケワイル半金属の新奇物性探索および状態制御手法の開発を行う。主にレーザー駆動された強束縛模型に対する大規模数値シミュレーションによりフロケワイル半金属のバンド構造解明やトポロジカル不変量・伝導度などの各種物理量の計算・解析を行う。また表面に誘起される光誘起磁化やキャリア密度およびそれらの時間変化などの解析によりフロケワイル半金属における表面物性を明らかにする。更にカイラル異常などのワイル半金属を特徴づける物性の光制御可能性の検討を行う。