研究課題/領域番号 |
24K06924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
八木 隆多 広島大学, 先進理工系科学研究科(先), 准教授 (60251401)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 谷自由度 / 非平衡伝導 / グラフェン / ファンデルワールス接合 / ツイスト積層 |
研究開始時の研究の概要 |
非平衡現象は,固体物理の中でも最も良くわかっていない現象の一つである.最近,バンド構造中に複数個の谷(バレー)がある場合の電子配置の自由度が注目されている.谷の波動関数の幾何学的量子位相に電子運動が支配されるという新しい物理概念の下で,谷ホール効果測定で研究されてきたものの,依然として非平衡な谷流の物理があまりよくわかっていない.本研究では,二次元物質のツイスト積層を用いて谷自由度の生成、および検出を直接的に行なう手法を開発することを目指す。これが明らかになると,非平衡現象の理解が深まるだけでなく,無散逸伝導といわれている谷流を利用した省エネルギーデバイス実現へつながると期待できる.
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