超伝導近接効果が創り出す強相関トポロジカル秩序と非可換エニオン物性

• 研究課題/領域番号: 24K06926
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
• 研究機関: 国立研究開発法人理化学研究所
• 研究代表者: 仲井 良太 国立研究開発法人理化学研究所, 量子コンピュータ研究センター, 研究員 (30638987)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: トポロジカル物質 / エニオン / 熱応答

研究開始時の研究の概要

量子コンピュータ研究は現代の科学技術における最前線であるが、極めて繊細な量子状態を計算の間いかに保持するかがその実現に際して大きな壁となっている。トポロジカル方式と呼ばれる量子コンピュータの一種はその解決策の一つである。トポロジカル方式においては物質中にのみ現れる素粒子を操作することで計算を行う。本研究では理想的なトポロジカル方式の量子コンピュータに欠かせない素粒子を、超伝導体と組み合わせた物質中で作り上げ、さらにその存在を実験的に検証する方法を理論的に解明する。