研究課題/領域番号 |
24K06942
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13030:磁性、超伝導および強相関系関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田中 新 広島大学, 先進理工系科学研究科(先), 准教授 (70253052)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | デュアルフェルミオン法 / 二次元電子系 / 強相関電子系 / ハバードモデル / 金属絶縁体転移 |
研究開始時の研究の概要 |
遷移金属や希土類化合物のような電子間クーロン相互作用の効果が大きい系は磁性、超伝導など様々な興味深い物性を示す。しかし、その電子状態を統一的に記述できる理論は未だ存在しない。これら強相関電子系に有効な理論の一つが動的平均場近似であるが、この近似は同一原子内の時間相関を正しく扱えるが、空間相関については不十分である。この問題を克服するため、本研究では、動的平均場近似に摂動論的な改良を加えるデュアル・フェルミオン法について、摂動展開で取り入れるファインマン図形の範囲を拡げ、さらに、計算を効率良く行う方法を開発することで、銅酸化物超伝導体などに代表される準二次元強相関電子系の電子状態の解明をめざす。
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