研究課題
基盤研究(C)
微粒子が流体に懸濁した系は自然界から産業界にわたり普遍的に存在する。特に、血液やエマルションなど微粒子が変形能をもつ場合について、本研究ではマイクロ流体デバイスを用いた実験を中心にその流動特性を解明する。これまでに得られた粒子配置や粒子変形の空間構造に加え、個々の粒子のダイナミクスに着目した解析も行う。さらに、この時間的な構造のミクロな情報がマクロな溶液としての流動性とどう対応するのかを明らかにする。