研究課題/領域番号 |
24K06981
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13040:生物物理、化学物理およびソフトマターの物理関連
|
研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
古池 晶 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (60392875)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | ATP合成酵素 / 回転分子モーター / 1分子観察 / タンパク質 / 駆動力伝達 |
研究開始時の研究の概要 |
生命維持に必須のATP合成酵素は,2つの回転分子モーターが共通の回転軸で連結されたユニークな構造をもつ。構造や機能への理解はよく進んでいるが,分子内の連続した動作の流れ(連動),つまり「機械的な動作機構」についてはいまだ不明な点が多い。駆動力伝達部位(回転軸)の弾性をゼロにする(あるいは弱める)新手法と,観察系の工夫(高速撮影や外力の付加)によって,「駆動力の力学的保存と伝達」の可視化を試みる。どんな分子機械(蛋白質)でも,激しい熱運動の下で,精巧な運動を実現している。本研究を通して,ナノスケールでの動作機構に共通した基本原理への端緒を開きたい。
|