研究課題
基盤研究(C)
本研究は、文明社会が将来にわたって持続・発展するために不可欠な、次世代エネルギー(電力)源として期待されている「フュージョンエネルギー」の実現に貢献する。エネルギーを生み出す「核融合炉」は、プラズマと呼ばれる高温の電離ガスを閉じ込める巨大装置である。炉内の一部は高い熱負荷に曝されるため、そこで発生する熱を安全かつ効率的に除去する必要がある。本研究は、炉内の高熱負荷機器の受熱部に使用されるタングステン等の高融点金属と、その除熱に用いる材料を結合する、高性能接合技術の確立を目指す。