研究課題/領域番号 |
24K07033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 長崎総合科学大学 |
研究代表者 |
板倉 数記 長崎総合科学大学, 共通教育部門, 教授 (30415046)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高エネルギー重イオン衝突 / 量子色力学 / 強い場 |
研究開始時の研究の概要 |
宇宙誕生直後に存在したクォーク・グルーオンプラズマ(QGP) を生成する高エネルギー重イオン衝突の物理では、QGPが形成されるまでの非平衡過程の理解はあまり進んでいない。この理解の遅れはQGPの性質を深く理解するうえでの妨げになっており、今後の実験計画における重要な課題になっている。本研究では、衝突直後にQGPが形成されるまでに起こり得る物理過程を改めて考察し、QGP生成過程の理解を深めることを目的とする。具体的には、衝突直後に存在する強いグルーオン場(グラズマ)のうち、今まで考えられてこなかったタイプの非可換ヤン・ミルズ理論に特有の配位の安定性や高エネルギーパートンとの相互作用などを調べる。
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