研究課題/領域番号 |
24K07034
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
鈴木 渓 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 研究職 (40759768)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | カシミア効果 / 場の量子論 / 格子場の理論 / 物性物理学 / 量子色力学 |
研究開始時の研究の概要 |
カシミア効果(カシミール効果)とは、二枚の金属板を微小な距離だけ離して平行に置いた際に板の間に引力が生じる現象である。通常のカシミア効果は真空中に内在する電磁場を起源としており、連続的な時空を前提とした概念であるが、空間が離散的に構成される格子空間(例えば、固体の結晶内部など)に存在する量子場からも同様の現象が生じることが期待される。さらに、電磁場以外の量子場(例えば、スカラー場やフェルミオン場など)から生じる類似現象を調べることも未解明で重要なテーマである。本研究では、格子空間上で現れるカシミア効果に焦点を当て、関連する多彩な物理現象の予言と解明を行う。
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