研究課題
基盤研究(C)
クォークとハドロンが共存する複合理論を構築し、これまでに観測されてきた様々なエキゾチックハドロンを統一的に記述する。さらに構造と反応までを首尾一貫して記述することを目的とする。そのために、複素関数の解析性の理論によって散乱振幅の極と留数の解析を行う。得られた構造の情報を反映した反応模型を構築し、生成や崩壊などの反応率を計算し新たな実験を提案する。さらに散乱長など相互作用の基本的なパラメータを求め、近年進展する格子QCD計算、および相関関数と比較する。