研究課題/領域番号 |
24K07061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
長尾 桂子 岡山理科大学, 理学部, 准教授 (90707986)
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研究分担者 |
中 竜大 東邦大学, 理学部, 准教授 (00608888)
東野 聡 神戸大学, 理学研究科, 学術研究員 (00895469)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 暗黒物質 / 宇宙線 / 密度プロファイル / 非弾性散乱 / 原子核 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,軽い暗黒物質の性質の解明と,銀河系内での暗黒物質の分布を理解である.質量O(1)GeV以下の軽い暗黒物質は,有望ではあるが直接検出実験で検出できないと考えられていた.しかし実際には,宇宙線による加速機構を通じて検出や制限が可能であることが,近年わかってきた.加速された暗黒物質は高エネルギーであるため,従来の弾性散乱のみでは正確な計算が行えない.そこで本研究では,より複雑な非弾性散乱過程を考慮した理論計算を行い、暗黒物質の検出や制限を明らかする。また、暗黒物質の到来方向の情報を利用することで、銀河系中心部の暗黒物質分布の解明も期待できる。
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