James Webb Space Telescope による超微小炭化水素ダストの物質同定と生成機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K07087
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分16010:天文学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 尾中 敬 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (30143358)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 星間物理学 / 赤外線分光 / 衛星観測 / 炭素質ダスト

研究開始時の研究の概要

本研究では James Webb Space Telescope による観測を基に、(1) 超微小ダストの生成の現場が観測されているWolf-Rayet (WR) 星のスペクトルの時間変化を詳細に解析し、超微小ダストの生成過程とその組成・構造を明らかにし、(2) 典型的な星生成領域であるオリオン星雲中の超微小ダストに起因すると考えられる近赤外域の超過連続光の性質を観測的に明確にする。この結果とガス輝線から見積もったガス組成を用い、超微小ダストの組成・生成過程を解明することを目的とする。