Gaiaと地上観測の連携による軌道解析が導く星・惑星研究の加速

• 研究課題/領域番号: 24K07108
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分16010:天文学関連
• 研究機関: 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構直轄研究施設)
• 研究代表者: 葛原 昌幸 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(機構直轄研究施設), アストロバイオロジーセンター, 特任助教 (60794930)
• 研究分担者: 佐藤 文衛 東京工業大学, 理学院, 教授 (40397823)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 光赤外線天文学 / 系外惑星 / 褐色矮星 / アストロメトリ / 視線速度法

研究開始時の研究の概要

本研究では、GaiaおよびHipparcos天文衛星により取得された太陽近傍恒星の高精度位置天文データに、地上望遠鏡によるドップラー法観測、直接撮像観測によって取得されたデータを組み合わせた分析を行う。その結果、未だサンプル数が不足している直接撮像が可能な惑星や褐色矮星の伴天体の効率的な発見が可能になる。また、本研究では惑星や褐色矮星に加えて、恒星の伴天体の軌道や質量を力学的に決定するが、それにより様々な天文学研究の基礎になる進化モデルや恒星の年齢決定の手法を検証する。それにより得られた成果は、惑星、褐色矮星、恒星の特徴づけの研究を発展させるための基礎になるものである。