研究課題/領域番号 |
24K07124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
松本 晃治 国立天文台, RISE月惑星探査プロジェクト, 准教授 (30332167)
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研究分担者 |
河野 郁也 静岡理工科大学, 情報学部, 講師 (80838714)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 火星衛星 / 擬周回軌道 / 重力場 / 内部構造 |
研究開始時の研究の概要 |
天体の形状・回転パラメータ・重力場等、内部構造を拘束する測地観測の精度は探査機軌道に依存する。火星衛星の観測には擬周回軌道と呼ばれる特殊な軌道が有効であるが、特に面外方向の変位が可能な3次元擬周回軌道がカバレッジ確保の観点で重要である。 本研究では、(1) 3次元擬周回軌道の安定性を理解し、安定性が確保できる範囲内の軌道から推定される重力場の空間分解能と精度を見積もる。(2)火星衛星の非一様内部密度構造モデルに基づき、GPUを用いて重力場・慣性モーメントを高速に計算する手法を開発する。(1)と(2)を組み合わせ、火星衛星内部構造の推定がどこまで可能かを確率論的に明らかにする。
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