研究課題/領域番号 |
24K07138
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17020:大気水圏科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
研究代表者 |
平島 寛行 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 雪氷防災研究部門, 主任研究員 (00425513)
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研究分担者 |
大澤 光 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70839703)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 氷板 / 積雪中の水分移動 / 側方流 / 水分移動モデル / 積雪変質モデル |
研究開始時の研究の概要 |
積雪中の氷板は水理的な境界面として働くため、積雪表面からの水の浸透を強く抑制する効果を持つ。斜面の場合、氷板上で滞留する水は斜面に平行に流れる側方流となり、積雪底面から水が流出する際に窪地地形へ局所集中的に多量の水を供給し、地すべりや洪水、湿雪災害を誘引する。本研究は側方流を生起させる氷板の形成過程や3次元分布、それに伴う水分移動を明らかにするため、実際の積雪斜面における氷板への着色トレーサーの散水による浸透経路の観測および、低温室における氷板形成・浸透実験から水分移動プロセスを解明し、これらの結果を再現しうる氷板の効果を取り入れた新しい積雪3次元水分移動モデルを開発する。
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