亀裂の閉鎖と形成される亀裂内部構造

• 研究課題/領域番号: 24K07172
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分17040:固体地球科学関連
• 研究機関: 富山大学
• 研究代表者: 渡邊 了 富山大学, 学術研究部都市デザイン学系, 教授 (30262497)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 亀裂 / アスペリティ / 塑性変形 / 流体 / 地殻

研究開始時の研究の概要

地殻には，粒界クラックから断層まで様々なスケールの亀裂が存在し，地殻の変形や物質輸送において重要な役割を果たしている。亀裂の役割を理解するためには，応力や温度に応じて，亀裂がどのようなメカニズムで閉鎖し，内部にどのような空隙構造を形成するかを理解する必要がある。本研究では，比較的低温で塑性変形し，かつ水に溶解する方解石(CaCO3) を用いて亀裂閉鎖のモデル実験を行い，応力，温度，水の有無によって亀裂の閉鎖状態がどのように変化するかを明らかにする。