浅部付加体の非弾性変形から迫るプレート境界の応力蓄積過程の解明

• 研究課題/領域番号: 24K07195
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分17040:固体地球科学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 大坪 誠 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究グループ長 (70443174)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 地震 / プレート境界 / 変形 / 付加体 / 応力

研究開始時の研究の概要

プレート境界付近での岩石中の力の蓄積はプレート境界沿いで発生する地震のメカニズムを理解する上で重要なパラメータである．プレート沈み込みに伴う力の何割がプレート境界そのものに剪断の力として作用しているのか？について不明である．本研究は，上盤プレートでの，①付加体が褶曲する際の物理的性質の理解と②時間的・空間的な力の蓄積解放プロセスを明らかにし，南海トラフ地震評価のための基礎資料を提供することを目的とする．