研究課題/領域番号 |
24K07197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
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研究機関 | 北九州市立自然史・歴史博物館 |
研究代表者 |
森 康 北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 学芸員 (20359475)
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研究分担者 |
西山 忠男 熊本大学, ダイバーシティ推進室, 特定事業教員 (10156127)
永冶 方敬 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (10795222)
重野 未来 北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 受託研究生 (90749558)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 蛇紋岩メランジュ / 滑石 / 変形 / 交代作用 / 沈み込み帯 |
研究開始時の研究の概要 |
沈み込みプレート境界では、岩石の変形と反応の連結が蛇紋岩メランジュの形成や地震・スロー地震の発生などに深く関わっている。しかし、連結のメカニズムや効果は十分に解明されていない。本研究は、神居古潭変成帯と長崎変成帯の蛇紋岩メランジュに見られる滑石に富む剪断帯や反応帯に着目し、その発達過程を、全岩化学組成分析、反応速度論モデル、電子線後方散乱回折法などの独自性・創造性の高い手法を用いて露頭から電子顕微鏡スケールで読み解き、交代作用に伴う間隙水圧の上昇と滑石の選択的変形が連結メカニズムであることを明らかにする。 本研究の成果は、蛇紋岩メランジュ形成や地震・スロー地震発生のしくみの理解につながる。
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