研究課題
基盤研究(C)
本研究は、5軸制御工作機械、数値制御装置、切削工具を高度に連携させた付加価値の高い5軸制御加工を実現するための工具経路生成手法を開発することを目的としている。そのために、加工精度や加工効率を考慮した切削点の生成、干渉回避や加工面への影響を考慮した工具姿勢の決定、さらに特殊工具に対応した経路補間手法の開発など、工具経路を算出するための新たなソフトウェア基盤技術を開発し、CAMソフトウェアとして実装する。さらに、加工シミュレーションや5軸制御工作機械を用いた加工実験を行うことにより、開発した手法の有用性について検証する。