研究課題
基盤研究(C)
製造システムの運用において生じる突発的な状況の変化に対して行われる、技術者による推論の負担の軽減、自動化に向けて、本研究では、機能の観点から人工物を分析・統合する設計者の思考に近い機能推論技術を製造システムの機能推論に適用できるようにするために、モジュール間通信を基礎とする新たな機能推論機構を研究し、製造システムの維持管理業務を自動化・負荷軽減する手法を提案する。特に、ここで開発する機能推論機構を、製造設備のデジタルツインの主要機能として、近年標準化が急速に進んでいる製造設備のデジタルツイン基盤上に組み込む。