多分散径分布の局所ボイド変動がもたらす空気潤滑効果のマキシマイゼーション

• 研究課題/領域番号: 24K07298
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分19010:流体工学関連
• 研究機関: 室蘭工業大学
• 研究代表者: 大石 義彦 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90617078)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 抵抗低減 / 気泡 / 乱流

研究開始時の研究の概要

抵抗低減の主たる原因は抵抗低減時に気泡群の粗密分布の時間変動は自然成長した気泡群の脈動である．これまでの研究過程において，摩擦抵抗低減時において気泡注入後に乱流イベントが消滅せず拡大したことを発見した．本研究課題では混相乱流における乱流イベントと摩擦抵抗低減する関係を証明するため，高時空間分解を有する混相乱流せん断応力の測定法を開発する．これにより壁面摩擦抵抗低減効果を制御された粗密気泡分布で実証し，これまで得られてきた低減効果を最大化する．その基礎計測法を基に低減持続性に優れた粗密気泡群混入方法を提案することを目的とする．