研究課題
基盤研究(C)
発光分光法は燃焼計測の基本的な手法の一つであり、火炎の可視化や燃焼反応の進行度を観測するために用いられる。発光分光法による燃焼現象の解析のためには化学発光およびその反応機構に関する定量的な理解が必要である。本研究では、ラジカルの輻射性再結合反応により生じる未知の化学発光現象を対象として、衝撃波管を用いた発光計測実験と量子化学に基づく理論計算によりその反応機構を解明する。