量子センサを用いたカーボンナノチューブの熱電計測

• 研究課題/領域番号: 24K07353
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分19020:熱工学関連
• 研究機関: 埼玉大学
• 研究代表者: 清水 麻希 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (80748690)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: カーボンナノチューブ / ダイヤモンドNVセンタ

研究開始時の研究の概要

カーボンナノチューブ（CNT）はその１次元的な構造の急峻な状態密度による高い熱電性能や非常に高い熱伝導率をもつというユニークな特性をもっているが1本の熱物性は実験的にほとんど明らかになっていない.本申請ではナノスケールの温度計測が可能であるダイヤモンド中の窒素空孔（NV）センタによる１次元材料の熱計測技術を開発し，長さ依存性，構造依存性，温度依存性等の熱物性を明らかにすることによりCNTの熱電変換効率を最適化する.