研究課題
基盤研究(C)
本研究では、酒造会社で製造した米麹をMRI(核磁気共鳴画像)で画像化し、自由水の量を示すT2緩和時定数が発酵の指標になり得ることと、麹の酵素生成量を推算する数値モデルを構築することを目指す。以下を実施する。・麹室で杜氏が麹を造る過程での麹の温度・含水率・CO2発生量、酵素量の計測・麹室で杜氏が造る麹のMRI計測:麹の水分量画像とT2値が指標になるかを評価・恒温恒湿槽で造る麹のMRI計測と酵素量の計測:麹の水分画像とT2値を画像化・米麹の発酵プロセスをモデル化:温度・含水率・酵素生成を連成させ数値解析